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2009年4月

2009年4月19日 (日)

ALESSANDRO MUSIC SERIES TWO

この土日は仕事でトラブって、泊まり込み30時間コースの勤務でした・・・orz
途中ちょっと休んでウトウトしたりしてましたが、ほぼ完徹状態でさすがに疲れました。

そんな有様でストレス溜まって、というわけではないのですが・・・ふと気付くと手元にこんなものが。

アレッサンドロ MUSIC SERIES 2(通称MS-2)。米GRADO社のミドルクラスモデルであるSR-325iのOEMです。
実はSR-325iより少しお安く、お買い得なモデル(新品があぽろんで3万切る値段で売られています)。
ただ、SR-325iは先ごろマイチェンしてSR-325isとなったので(BMWみたいなネーミングw)、MS-2もそのうち変更あるかもしれません(ないかなw)。

SR-325iのOEMとは言っても、箱はGRADOそのまんまです(GRADOってでっかく書いてありますw)。
んでもって、この箱の作りがまたシンプルというか、非常に質素というか・・・とても万単位の値段の品物が入っているとは思えないような出来(というか、GRADOの箱ってSR-60からSR-325まで全部一緒・・・)。

いろんな意味で、アメリカンなおおらかさが素敵です。

「GRADOのヘッドホンは作りが安っぽい」というのは、ネットの評判で散々見ていたので、どんなに酷いのか興味津津でした。
でも、このMS-2に関してはハウジングが金属製ということもあって、それほど安っぽいとは感じません。
MS-2はヘッドバンドが皮製なので、それも多少は質感の向上に貢献してるかもしれませんね。ただし、ヘッドバンドの皮の縫製はいたっておおらかです。縁とかモロモロだし、縫い目もほつれてるし・・・。
あと、ハウジングの中をマグライトで照らして覗いてみたら、接着剤らしきものが豪快にはみ出してました・・・。
まぁ、そのあたりが噂に聞くGRADOクォリティというところでしょうか。
(GRADOのヘッドホンは、町工場みたいなところで、一個づつ手作業で作られてるっていうのはホントなのかな・・・)

早速聴いてみました。
作りから受けるイメージにそぐわず、音質はとても良いです。いろんな音がきちんと分離して、クリアに聴こえます。
音の印象は、飾り気なく、実に明快でシンプル。聴こえてくる音がとってもストレートな感じがします。
残響感が全くなくて、音のキレが良く、スコーンと抜ける感じ。
「乾いた音」と表現しておられる方がいましたが、まさにそんな感じ。

高音も十分綺麗に聴こえますし、低音も特に不足は感じません。もちろん「どーん」と響くような低音は期待すべくもありませんが、「ダン!、ダン!」というバスドラの音や、「タン!、タン!、タン!」というタムの音が、非常に歯切れがよく、心地よいです。
ただ、ボーカルはソースによってはちょっと「サ行」の掠れが気になるかもしれません。キンキンした感じまではしないんですが、ちょっと掠れる感じになることがあるようです。これは金属製チャンバーのMS-2(SR-325i)の特徴だという話もあるので、同じGRADOでもプラスチック製チャンバーのSR-225や木製チャンバーのRS-1なんかだと違うのかもしれません。

総括すると、「すごく気持ちのいい音」です。
適しているジャンルはよく言われる通りロック。私がよく聴く80'sのロックはコイツで決まりです。
あと打ち込み系も悪くないと思いました。I'veとかは違和感なく聴ける感じです。普通にアニソンもいけそう。
さすがにクラシックは向いてないと思いますが、ノリのいいポップスやジャズは問題ないんじゃないかと思います。

GRADOのヘッドホンでよく言われるのが、装着感の悪さ。
着けてすぐはむしろ快適に思えるくらいなのですが、しばらくするとだんだん耳が焼けるように痛くなってきます。
イヤーパッドがザラザラした固めのウレタンで、それを耳に載せる形で使うため、耳が押さえつけられるのと、擦れるのとで、痛くなるようです。
中には何時間でも平気という人がいるようですが、私はダメな人のようで、1時間経たずに耳が痛くなりました。
まぁ、慣れもあると思いますし、私は今のとこ殆ど側圧調節しないで使ってるので、ちゃんと調節すれば変わるかもしれません。

DJ1PROとの比較。見た目の印象は、まるで近未来のスポーツカーとクラシックカーってくらい違いますねw。
MS-2は耳乗せタイプなので、それほど大きいわけではありません。
でも、高さがあるので、実際に装着するとそれなりに大きく見えます。
あとハウジングが金属製なので、手に取るとズシリと重いです。

MS-2が手持ちのヘッドホンの中では最も蒸れなさそうなので、これからの季節には出番が増えるかもしれません(最近はDJ1PROではちょっと蒸れるようになってきたんですよね~)。
ただ、MS-2は長時間使えないというのが難点・・・。これで耳が痛くならなければ、言うことないんだけどなぁ。

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2009年4月13日 (月)

夢路 / Suara

せっかくSACDプレーヤー買って、SACDソフトが1枚もないのでは寂しいので、とりあえず買ってみました。
Suara嬢のセカンドアルバム「夢路」(夢想歌を聴きたかったので)。

透明感を感じる、とても綺麗な音です。不自然に強調された部分もなく、音が自然にすーっと耳に入ってきます。
Suara嬢の歌声が穏やかな曲調に非常によく合っていて、聴いていて心地よいです。
彼女の声は・・・なんというのだろう・・・すごく・・・和風な感じがするんですよね。
って、ワケわかりませんねw。妙な感想ですいません(;´▽`A``

以下、収録曲。★印は個人的に特に気に入った曲です。

 1.★君だけの旅路
 2.永久に
 3.アオイロの空
 4.★He is here ~私の神様~
 5.君のかわり
 6.★夢想歌
 7.brand new days
 8.時の河
 9.lesson
10.あなたの笑顔
11.旅立つ人へ
12.★キミガタメ
13.★MOON PHASE

4曲目「He is here」は空気みたいに軽くて、ふんわりした感じが好き。6曲目「夢想歌」はご存じ「うたわれるもの」のOPテーマですね。
正直、それほど強く印象に残る曲はないのですけど、聴き易さ・心地よさに惹かれて、時折強烈に聴きたくなるCDです。

このアルバムはハイブリッド盤ではないので、SACDとCDの違いを確認することが出来ないのが残念。
まぁ、違いなんて絶対に分からないでしょうけどw。

ちなみに私は「SACDだから音がいい」なんて無条件に信じているわけではありません。
そもそも20KHz以上の音は人間には聴こえませんし(私には15KHzくらいが限界らしい)、そこにある「人類の聴覚を超えた音」が、「聴こえなくても音楽の空気感に影響する」などというのは、もはやある種のオカルト話だと思ってます。

だから、SACDがCDよりも音質が優れている、というのも無いと思います。
でも、SACDとして出すということで、録音の品質にも気を配るようになり、結果的に音質がよいものが出来る、というのはあると思います。現時点でのSACDのメリットってそういうところかなと・・・。あまり夢のない話ですが。

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marantz SA8001

発注したCDプレーヤーが届きました。
マランツのミドルクラスSACDプレーヤー、SA8001です。
定価9万ですが、カタログ落ちして値段もだいぶ下がってますので、結構お買い得かも。
私が買ったのはB級品ってことで、さらにお安く入手することができました。

SACDプレーヤーにしたのは、せっかくの機会なのでSACDも聴いてみたいと思ったのと、メーカー自身が力を入れたというヘッドホン端子を試してみたかったからです。

本当なら上級機のSA15S1が欲しかったんですが、中古でも7万以上もする代物で、さすがにちょっと手が出ませんでした。

で、SA8001を聴いてみた感想です。
聴いたのは最近ウチでリファレンスと化している「Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS」(なぜかCD版ですw)。
SA8001のヘッドホン端子と、HD53R Ver8.0で聴き比べてみました。使ったヘッドホンはどちらもHD650。

まずSA8001のヘッドホン端子。
非常に線が細くて、綺麗な音という印象を受けました。高音がとても綺麗に聴こえます。
予想よりもずっとイイ音で、最初に音が出た瞬間、「おおっ」と思いました。
マランツというと「クラシック向けの繊細な音」という評価のようですが、まさにその評判通りという感じです。

続いてSA8001のRCA出力をHD53R Ver8.0に繋いで聴いてみました。
それほど明確な差はないように感じましたが、SA8001直挿しに比べると、高音の伸びが無いように感じられ、イマイチな感じ・・・。
これには正直がっくりでした。せっかくの単品ヘッドホンアンプが、CDプレーヤーのヘッドホン端子に劣るとは・・・。

ちょっと納得いかない部分もあったので、しばらく時間を置いてから、再度HD53R Ver8.0で聴いてみました。
すると、驚いたことに、さっき聴いた時よりもぜんぜん高音が綺麗に聴こえます。
SA8001直挿しよりも良い感じです。
ちょっとホッとしました。
でも・・・これはどうしたことだろう。
ヘッドホンアンプが暖まるまで、本来の音が出てなかった、とか??
そういう理由? う~ん。

ふと思ったのですが、これは、もしかしたら、最初に聴いた音が最も強い印象を受ける、ということなのではないか?!
耳が慣れてくるにしたがって、あまり強い印象を受けなくなり、感じ方も変わってくるのではないか?

いかにもありそうだと思いません?

味覚とかもそうですもんね。
「味の濃いのを最初に食べると、以降に食べるものの味が変わってしまう」とか。
「美味しいものをお腹ペコペコの時に食べるのと、お腹減ってない時に食べるのとでは、感じる美味しさも違ってくる」とか。
聴覚についても、同じようなことがあっても不思議はないのかもしれません。

かように人の感覚というのはあてにならないもの(というか私の感覚かw)。
もし本当にそういうことなら、「どっちが音がいいんだ」なんて顔しかめながら、真剣に音の聴き比べなんぞやってること自体、無意味ですね。

まぁ、イイ音で聴きたければ、目いっぱい出せるだけの金額でオーディオ機器を買って、最初にパっと聴いて、「わー、イイ音だなぁ(うっとり)」と感じたら、素直に喜ぶ。
細かいことなんて気にしない。後ろ向かない!。よそ見しない!
きっとそれが一番幸せになれるオーディオの楽しみ方ですね。

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