ヘッドホン

2012年11月23日 (金)

GRADO SR80i

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GRADOのヘッドホンについては、GS1000に始まって、MS2、SR225、PS500、RS1、PS1000と手に入れてきたわけですが、下位グレードの機種を聴いたことがありませんでした。

「下から上まで聴いてこそ、GRADOを知ったと言えるのではないか?」

そう思い立ったら、もはや試してみないことには気がすみません。

どうせなら一番下(SR60i)のを買うべしと思ってネットで探したところ、どこも品切れで売ってない・・・。ならばと代わりに買ったのがこのSR80iでした。

チャンバーがプラスチック製のGRADOは一番下のSR60からミドルクラスのSR225までとなります。今回はプラスチックチャンバーの最上級機となるSR225との比較をしながらレビューしたいと思います。

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まずはチャンバー外観。ちなみに225は旧モデルです。そのため、チャンバーの形状はSR80iとは多少異なります。現行型の225iは同じ形のようです。

見た目で違うのはSR225ではメッシュの部分が、SR80iではパンチングメタルになっている点ですね。さすが上級機。確かにメッシュの方が高級感があります。

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続いてパッド側。左がSR80i、右がSR225。

見ての通りパッドは異なります。SR80iはSパッド。SR225はLパッドが付きます。どちらもスポンジ製ですが、SR225のLパッドは硬さの異なる3層のサンドイッチ構造で、真ん中の部分がくり抜かれた状態になっています。SR80iのSパッドは単なるスポンジのパッド。

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プラグ部分。上がSR80i、下がSR225。SR80iのはミニプラグに標準サイズのアダプタがついています。

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パッドを取った状態。左SR80i、右SR225。新旧モデルの違いでチャンバーの形状は異なりますが、ドライバーなどは全く同じように見えます。

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パッドのみの比較。材質的にはSR80iのSパッドの方が柔らかく、耳への負担は少ないです。SR225はしばらく使っていると耳の接触部が熱痛いともいうべき状態になることがあります。

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パッドは厚さも異なります。

で、実際の音についてですけど、明らかに異なります。両者の比較を簡単にまとめると、

【SR80i】全体的に解像度は落ちる。高音も頭打ちな印象。ただ、低音はSR225よりも出る感じ。SR225よりも音が柔らかく聴きやすい。あと、225を含む他のGRADO上位モデルは、現行型になった際にケーブルがぶっとくなって、長さが短くなってしまい、微妙に長さが足りなくて不便なケースがある。しかし、SR80iは昔と変わらない長さのままなので、取り回しがよく、その点は非常にありがたい。

【SR225】解像度はSR80iより明らかに上。音が明瞭に聴こえる。高音も伸びる。低音は量的にはSR80iの方が上だが、歯切れの良さという点ではSR225の方が上。SR80iよりも刺激的が音が鳴る。

GRADOの特徴であるノリの良さという点ではいずれも甲乙つけがたし。

ちなみに両者の値段には倍くらいの開きがありますが、ぶっちゃけ値段分だけSR225の方が音が良いのかというと、決してそんなことはありません。音の傾向の違いはあるものの、どちらが良いかは好みの問題だと思います。

さらにぶっちゃけて言ってしまうと、両者のイヤーパッドを交換して聴いてみると、感想はまったく反対になります。

つまり、両者の音の違いはもっぱらイヤーパッドの違いによるもの、ということです。

もちろんケーブルの材質や、ドライバの微細なチューニングの差(あるのか知りませんがw)による差別化は図られているのかもしれませんので、SR225を買う意味がない、などと言うつもりはありませんけど、値段分の違いがあるのかと聞かれると、うーんと唸らざるを得ません。

正直、巷でよく言われる「MS1にLパッド最強」というのは、あながちウソではない、と思いました。

ちなみにMS1はSR125相当と言われているOEMモデルで、値段的には直輸入品がSR80iよりも安く売られています。

GRADOの各機種は、基本的にドライバは同一で、チャンバーの材質や形状、イヤーパッドの材質や形状での違いで、音をチューニングしているんだろうなーと、私は思ってます。正直、グレード間のコスト差に値段分の違いがあるのかは甚だ疑問ですが、まぁ、そうは言っても他に代えのきかないヘッドホンですからね。多少お高くても買うしかないのですよね。

とりあえず、SR80iはこの値段でもしっかりGRADOサウンドを聴かせてくれるご機嫌なヘッドホンです。GRADOに興味のある人がこれを買っても全く問題はありません。でも、個人的にはSR125相当と言われるMS1(でも値段はSR80iより安い)を買って、差額でLパッドを買うのがいいんじゃないかなーと思いますね。それが一番コストパフォーマンスが良いと思います。

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2012年3月24日 (土)

ALO audio RxAmp MK2

ポタアンをBISPAのBSP-PHPA-03BからRxAmp MK2に買い替えました。

BISPAは元気なハリのある音を聴かせてくれるアンプで、音は非常に気に入っていたのですが、少々筐体が大きく(厚みがあるのですよね)、重さも単4電池4本駆動のためにズシっと重くて、これから暖かくなって軽装になると、ポケットとかに入れて持ち歩くのはつらくなりそうだなぁと思ってました。

んで、先日SE535LTD-Jを買ったこともあり、この際ついでにアンプも新調しようと思い、携帯性第一に検討した結果、ALO audioのRxAmp MK2に決定。

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RxAmp MK2はとにかく薄いのが特徴で、ケースを付けたiPod Classicとほぼ同じ厚さくらいです。

iPodと重ねても、何とかワイシャツの胸ポケットに入れられそうです。
ただ、筐体がアルミの削りだしなので、重さはそれなりにあります。なので、ワイシャツのポケットに入れて持ち運ぶのは、重さの点からちょっと厳しいかもしれません。
でも、スーツの上着のポケットなら問題なく収まりそうです。

まだ大して鳴らしてないのですけど、音の印象としては「中高音が綺麗。でも、低音はあまり出ない」という感じ。
エージングで傾向が変わるのかどうか分かりませんが、もう少し低音が出るようになってくれると有難いですね。

あとこのRxAmp MK2で良いと思ったのは、電子ボリュームである点です。
BISPAは多少ギャングエラーがあって、静かなところで音量を絞って聴きたい時などに、イマイチうまくない時があったんですが、RxAmp MK2は電子ボリュームなのでそんな心配はありません。これは有難いですね。

しかし・・・こういう小さい機械モノというのは、どうにも収集欲をそそられるというか・・・。
別の機種も欲しくなってしまいそうな(今度は音質重視でiQubeとか・・・)、そんな危険な感じがしてますw

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2012年3月17日 (土)

SHURE SE535LTD-J

Joshinの先週末のセールで、下手な中古よりも安くなってたので、思わず衝動買いしてしまいました。

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この値段のイヤホンを「衝動買い」してしまうというのは、ちょっと普通じゃないだろw・・・と思わなくもなかったのですけど、手持ちの10proとIE8の遮音性に今一つ満足出来ず、高遮音性イヤホンを謳うSHUREのイヤホンにずっと興味津々だったので、まぁ、良い機会じゃないか!と自分をだまくらかしてポチりましたw

まだ数時間しか使ってないので、あまりエラそうなことも言えないのですけど、とりあえず感じたことを以下に箇条書きで・・・。

・ケーブルを耳の裏側からぐるっと回して装着するSHUREがけについては、今まで使ってた10proとIE8も同じなので、特に違和感はないのだけど、535LTDは耳に微妙な角度ではめ込む必要があり、スムーズに装着するのには少し慣れが必要そう。

・耳にすっぽりハマる形状は装着感抜群。ただ、耳に沿わせるためのワイヤー部分は固くゴワゴワしてて違和感あり。

・タッチノイズ(ケーブルが服とかに擦れて起こるガサガサいう音)はほとんど感じない。Luneに換装している10proに比べれば、皆無と言ってよいレベル。ただ、IE8には及ばない(IE8はケーブルがすこぶる柔らかくて、タッチノイズは全くなし)

・遮音性はさすがに優秀。IE8はもちろん、10proと比べても数段上。リスニング中は電車の車内アナウンスも聴こえなくなるレベル(低反発のイヤーピースを使用時)。

・音質に関してはフラットに感じる。前に店頭でノーマル535を試聴した時は、「高音が頭打ちな感じで、低音寄りのバランス、全体として少し曇ったような音」と思ったのだけど、535LTDはそんな感じは全くなし。曇った感じ等しないし、低音が強めという感じもしない。

・音場は結構広め。横に広めな感じがする。

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黒、青、赤。手持ちの3種のイヤホン。見事に色が違ってて、見てるだけも楽しいですw

「柔らかく、豊かな低音が魅力的なIE8」

「キラキラした高音と弾む低音が魅力的な10pro」

「落ち着きのある音と高遮音性が魅力的な535LTD」

3者3様、どれも個性的なイヤホンで、性能的にもいずれ劣らぬ優秀な機種ですが、535LTDが遮音性の高さから通勤時で一番使うことになりそうな気がしてます。

もう少し聴きこんだら、また感想など書こうと思います。

それはさておき、実を言うと、我が家のヘッドホンリスニング環境は、年初からかなり機器の入れ替えがあってですね、アンプとDACが変わり、さらにヘッドホンもハイエンド機やら中堅どころやら、新しいのがいくつか増えてます(同時にいくつか処分しました)。それらの感想とかもブログのネタにしようと思ってるんですけど、どうもブログの方は中々手が付かないですねぇ・・・^^; 

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2012年1月 4日 (水)

GRADO PS500

昨日はフジヤエービックさんの初売りでした。
何か残ってればいいな~くらいのつもりで私も出かけたのですが、現地に着いたのが開店後という有様だったせいで、当然すでに初売りセールの品は殆ど残ってませんでした(HD-1L Limitedが1台残ってて、思わず欲しくなりましたが、これ以上ヘッドホンアンプ増やしても仕方ないので諦めました)

手ぶらで帰るのも寂しかったので、何かないかなぁと思いながら、しばらくウロウロしましたけど、結局これというものが無くて、無念の思いのまま撤収することに。

しかし、買う気満々で出てきただけに、どうにもモヤモヤしたものが収まらない。
そういえば中野からは秋葉原へは一本で行けるじゃない!
というわけで、アキバのイーイヤをハシゴすることに決定。

で、イーイヤに着いて、面白そうなものがあれば、何か買って帰ろうと思いながら、とりあえず試聴をしまくりました。すると、その中に私の心の琴線にぴきーんと触れる機種が・・・。

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ハイ、昨年発売されたGRADOの新鋭機種PS500です。
あまりに音が気に入ったので、思わず買ってしまいました・・・。
新年早々の衝動買いです(衝動買いというには金額が・・・;;)。

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値段から考えると驚くべき質素な箱と梱包!
うん、でも、これぞGRADOです!w
ゴージャスなケースに収まったGRADOなんぞ、逆にGRADOらしくなくて気持ち悪いですからね。
GRADOはこれでOK。

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ケーブルが変わってからのGRADOを買うのは初めてなのですが、このケーブルの太さは尋常じゃないですねw
とっても・・・太いです。いや、びっくりしました。

それはさておき、とりあえずの感想など。

【外観】
見た目はご覧の通り。
灰色の部分は金属製です。触るとひんやり冷たい感触。
実は中身は木で、その上に金属を被せるハイブリッド構造になってます。
手に取るとちょっと重さを感じますが、装着感はRS1などとそれほど大きくは変わらないと思います。

【音】
現在手持ちのGRADOホンとしては、今回買ったPS500以外にSR225とGS1000があるんですが、マイナーなGRADOの中でもさらにマイナーな機種なので、それらとの比較よりも、皆さんが興味がおありであろう機種との違いを書こうと思います。

というわけで、同時に試聴したRS1iとPS1000との比較で書きます。

PS500で印象的なのは低音です。
PS1000には及びませんが、RS1iに比べると、かなり低音が出てます。
PS500を聴いた後にRS1iを聴くと、RS1iがとても軽い音に感じます。
ただ、その軽さのおかげで、軽快さや疾走感という点ではRS1iの方が上に感じます。
女性ボーカル、とりわけゆかりんや奈々様を聴くなら、PS500よりも軽快で柔らかい音を鳴らすRS1iの方が合いそうに思います。PS500はもう少し重めの低音が合う曲、ロックとか、私は聴きませんがHMとか合うように思います。

PS500の低音はPS1000の鳴り方にちょっと似てます。ソリッドな感じではなく、ちょっと柔らかい低音です。ただPS500は音が近いせいもあって、響きはそれほどありません。
この低音と音の近さのせいで、ヌケの良さという点ではPS500は今一歩に感じることもあります。とはいえそこはさすがにGRADOだけあって、「篭り」とはまったく無縁です。あくまでもRS1iと比べての話。

RS1iとは値段的には近いですが、音の印象がかなり異なるので、好みが分かれると思います。なので、この両者の購入を検討される際はぜひ比較試聴をお勧めします。

PS500は程々のキレの良さを持ちつつ、それなりに迫力ある低音を聴かせてくれる、という感じで、全体の音の印象としてはRS1iとPS1000の中間のような機種と言っても良いように思います。

ただ、ぶっちゃけPS1000は、PS500やRS1iとは、ちょっと世界が違います。乱暴な表現ですが、RS1i-PS500-(越えられない壁)-PS1000、という感じかなぁ(あくまでも違いを表現したいだけで、優劣を示すものではないです。PS1000が必ずしも万人にとって良いとは限りませんし)
どっちが良い悪いと単純には言えませんが、音の広がりや低音の豊かさという点でPS1000は世界が異なります。その点はPS1000はさすがのフラッグシップという感じ(ちなみにGS1000はPS1000に近い音だと思います)

PS1000の圧倒的な迫力に、一時は「PS500(新品)を買うなら、もうひと踏ん張りしてPS1000(中古)もありか・・・」と錯乱しそうになったんですけど、PS1000のあまりの重さと、似た音を鳴らすGS1000を持っているということで、ぐっと堪えましたw

でも、やっぱり、いつかはPS1000、欲しいですねぇ・・・。

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我が家のGRADO一族たち

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2011年12月18日 (日)

SENNHEISER IE8

先日、通勤時に愛用しているイヤホン「Ultimate Ears Triple.fi 10 Pro」のケーブルを、社外品(Nullオーディオ製のLuneケーブル)に換装した、という話をしましたが、このLuneケーブルがメチャクチャ扱いにくい・・・というか、とにかく硬いし細いので折れそうで怖いんですよね。

なので、もう少し気楽に使えるイヤホンをもう1本欲しいと思いまして、白羽の矢が立ったのがこのIE8。

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ダイナミック型のハイエンド機ってことで、今までも気になる機種ではあったのですが、お値段もそれなりにするので見送ってました。でも、折よくゼンハイザーのキャッシュバックキャンペーンをやってて(5000円キャッシュバック)、しかもフジヤの週末セールで値引きやってて(21800円)、16800円でIE8が手に入る、そう思ったらもうポチってましたw。

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早速使ってみた感想。一聴して思ったのは「あぁ、ゼンハイザーの音だなぁ」ということ。以前使ってたHD650を思い出させる音です。IE8を「イヤホン版のHD650」という評価をネットのどこかで見た記憶がありますが、得てして妙という感じですね。

低音に量感があって、音が柔らかく響く感じ。かといって中高域が弱いというわけでもなく、全域にわたってしっかり鳴らしてくれています。おかげでとても音が豊かに感じます。

ただ、低音が支配的に感じるのは事実ですね。でも、低音が「強い!」と感じるよりも、その低音が音全体の雰囲気を作ってるというか、とにかく「これがゼンの音」なんですよね、きっと(HD650もそんな感じでした)。これが気に入らない人はゼンハイザーは合わないんだろうなぁ、と思いました。

音の分離はよく、細かい音まで聞き分けることができます。その辺はさすがダイナミック型のハイエンド機といったところでしょうか。

IE8を聴いた後に、10Proを聴くと、音がすごく先鋭的に聴こえます。例えるなら、IE8が大排気量のトルクあふれるエンジン(古き良きアメ車的な感じの)だとしたら、10Proはカリカリにチューンされた高回転型エンジンという感じ(笑

筐体は写真で見てたよりも小さくて、実際に装着すると耳にスポっと収まって目立ちません。コードは柔らかくてしなやかで、タッチノイズも皆無。すこぶる快適です。使用感は満点あげたいくらい。

見た目はプラスチックの塊で、しかも色がグレー一色なので、少々安っぽい感じはあります。でも、別にイヤホンで自己主張するつもりはないですし、イヤホンは鳴らしてナンボなので、私はその辺はあまり気にしていません(10Proのメタリックブルーが何気に大好きだったりするんですがw)。

ケーブルは取り外し可能なので、断線しても交換できますし、リケーブルの楽しみもあります(やらないと思いますがw)。

おおむね気に入ったんですが、不満点が1つあります。

それは遮音性が低いこと。カナル型ではありますが、耳に浅く入れるタイプなので、遮音性はそれなりです。コンプラを挿してある10Proに比べると、かなり外の音が入ってきます。外の音が入ってくるということは、イヤホンからの音がそれだけ妨げられるわけで、気持ちよく聴くためにはボリュームを上げないといけませんし、あまり耳にもよくない・・・。というわけで遮音性にはかなり不満があります。でも、コンプラを使うと低音がボワボワになると聞きますし、ネットで調べてみると、イヤーチップ選びには皆さんかなり苦労されている模様(中にはIE8は部屋専用という意見も・・・)。

Mosterが出してるSuperTipsというのがIE8に良い、という意見をネットで見たので、昨日発注してみました(ジェルチップの方)。届いたら、結果をご報告したいと思います。

ちなみに付属のイヤーピースについて、ネットでの評判がすこぶる悪いですが、私が自分で試した結果でも、やっぱり装着感・音への影響ともにイマイチなものばかりでした。結局、最初から付いてるシリコンのMサイズのやつを使ってます(実はこれもどうもしっくりこない・・・)。そういう点でもジェルチップには期待です。

さて、先日、後継機のIE80が出ましたが、違いがちょっと気になる今日この頃w

見た目的には多少色が変わった程度にしか見えませんが、中身的にはどうなんでしょうね。まぁ、ドライバも継承とのことですし、劇的に変わった、ということもないんでしょうけど。

そのうち試聴してみたいなーと思ってます。

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2011年11月23日 (水)

10proリケーブル(Null Audio Lune)

じゃーん。お外でゆかりんを最高の音質で聴くためのスーパーなセット完成。

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先日のポタアンに続き、愛用の10proのリケーブルも行いました(10proはケーブルが着脱できるので、自由に交換が可能)。ケーブルに1万以上も出すことに、抵抗が全くなかったわけではないですけども、10proのリケーブルは前々から気になってましたし、いつかは試してみないことには気が済まないことは分かっていたので、思い切って買ってしまいました。

というわけで、Null Audio社のLuneというケーブルです。細かい話は知りませんが、10proのリケーブルにおいては、定番ともいうべきケーブルで、とりあえずコレを買っておけば間違いないかなと(を

見て分かるようにLuneの二股分岐後の部分、めちゃくちゃ細いですねぇ。噂には聞いてましたが、これほどとは思いませんでした。どっかに引っかけたりしたら、即断線しそうです(でもみんな純正より慎重に扱うので、結果として純正よりも長持ちするとかw)。

あと、純正に比べてかなりタッチノイズが出ますね(純正がタッチノイズ無さすぎなんですがw)。まぁ、これは仕方ないかな。

で、実際にリケーブルしてみて、音は変わったのか?

結論から言うと、純正ケーブルに比べて、明らかに変わったように思います。

前回、ポタアンを使うことで、音が鮮明になったと書きましたが、Luneにすることでさらにクリアさが増したように思います。付帯音っていうんですかね、余計な響きがなくなって、音が明確になった感じがします。

音の分離が良くなり、一音一音がクッキリハッキリ聴こえて、ものすごい精密というか、精緻な感じがします。思わず聴き入ってしまいます。これは聴いてて楽しいです。

でも、そのせいか、低音の響きみたいなものも減ってしまって、人によっては「低音が痩せてしまった」と思うかもしれません。

また、高音についても、クリアになった感じはするものの、純正ケーブルに比べてさらに「伸びるようになった」とかそのような変化は私は感じませんでした。

あくまでも音が全体的にクリアになる、変化としてはその一点につきるように思います。その変化の量についても、「iPod直挿し」から「ポタアン経由」に変えた時には及ばない気がします。リケーブルでの音の変化は明らかに「ある」と思いますが、過度な期待は禁物かもしれません。

それに必ずしも自分の好きな方向に音が変わるとも限りません。人によってはLuneよりも純正のケーブルの方が好きな人がいるだろうなぁと、実際に比べてみて思いました(私はすっきりくっきりクリアな音が好きなのでLuneの方が好み。押し出しの強いパワフルな音が好きな人にはLuneは薦められないかも)

さてさて、ポタアン+リケーブルで10proはかなり変わりました。以前は10proの音を「ヘッドホンに比べれば、チンケな音だなぁ。しょせんイヤホンってのはこんなものか(失礼w」とか思ったりもしてましたが、今回で認識を新たにしました。ヘッドホンとは根本的に異なる部分があるものの、単純にヘッドホン>イヤホンというわけではない、ですね。

「10proはリケーブルして初めて真の力を発揮する」

「10proはアンプ+リケーブルで化ける」

今までうそくせぇと思ってましたが、事実でした。ごめんなさい、10proなめてました。

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2011年11月19日 (土)

Bispa BSP-PHPA-03B

ポータブルアンプ(以下ポタアン)については、以前、iBassoのT3やRSA SR-71Aを使っていたことがあります。でも、持ち運びの手間、ランニングコスト、実際に使う時間等々を考えると、わざわざポタアンを使うのは割に合わないなぁと思うようになり、半年くらいでやめてしまい、T3やSR-71Aも売り払ってしまいました(要するに面倒になったw)。

しかし、時間が経つにつれ、だんだんとまたポタアンが気になるようになり・・・。

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先日、つい勢いでこれを購入。Bispaのポタアン「BSP-PHPA-03」です。

国産なのでそれなりにしっかり作られてるだろうというのと(必ずしも国産=高品質と言えるわけではないでしょうがw)、単4電池駆動(エネループ可)というのがこの機種を選んだ理由です。

実際に使ってみた感じですが、iPod直挿しに比べると、一聴してすぐに分かるほど音がシャッキリハッキリして、キレが良くなりました。何といえばいいのだろう。例えるなら、iPod直挿しが「冷凍した刺身をレンジで解凍したもの」だとすると、Bispaを通した音は「とれたての魚をその場で下したもの」みたいなそんな感じ。Bispaを通した方が、鮮度の良さというか、イキの良さというか、そういうものを明確に感じます。

もう少し分かりやすい言い方をするなら、iPod直挿しだと「うすぼんやりと曇ったような眠い音」だったのが、Bispaを通すとモヤが晴れるように鮮明になる感じ。

音の特徴という点ではそれほど変わった感じはしません。元のソースをそのまま素直に聴かせる感じでしょうか。私的には別にアンプで色付けしてくれなくてもいいので、その点は問題なしです。

一つだけ問題なのは、筐体が大きいことです。SR-71Aよりもさらに大きいと思います。重さも単4が4本入っていることもあり、それなりにズシリと重いです。まぁ、重さは鞄(リュック)に入れて持ち運ぶのでそれほど気にならないのだけど、リュックに入れてしまうと選曲やボリューム調整が出来ないのが悩みどころです(それはSR-71Aも同じでしたけど)

T3はiPodと一緒に胸ポケットに入ってしまうので、使い勝手よかったなぁ・・・。

んで、私が普段愛用しているイヤホン10pro。もともと音がモコモコしてると言われてて、iPod直挿しだとさらにモコモコというか、ドンヨリというか、そういう感じだったんですが、Bispaを通すことでかなりクリアになりました。これ、リケーブルしたら、もっとクリアにならないかなぁ・・・

というわけで、次は10proのリケーブルが頭から離れなくなりつつあります。どうせなら、そこまでやらないとねぇ・・・。きっと実際にやってみないと、ず~っと気になって仕方ないだろうし。

買うならやっぱり定番のNull audioのLUNEケーブルですかね!

う~ん、もうじきボーナスだしな~、買っちゃおうかなぁ。

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2011年10月 2日 (日)

ONKYO DAC-1000

今まで使ってたPS AUDIO社製のD/Aコンバータ「DigitalLinkⅢ」が壊れたため、代替機として新たに購入したDACです。DigitalLinkⅢ(DLⅢ)も先日修理から戻ってきたのですが、結局その後もDAC-1000をそのまま使い続けており、DLⅢは箱に仕舞われたまま眠っている状態です。

DLⅢを使わないのは、別にDLⅢよりDAC-1000の方が音が良いから、というわけではありません。単にDAC-1000の方がフロントに電源スイッチがあって便利だからです(を。あとはDLⅢをセッティングするのが面倒くさい・・・(を。

で、DAC-1000の音ですが、なんかすごく端正な音のように思います。特定の色付けがあるわけではなく、入ってきたデジタル信号をアナログ変換して淡々と出力している、そんな感じ。ぶっちゃけ面白くないですw

でも、DACでの音の差よりも、ヘッドホンの違いの方がはるかに大きいですからね。音に色付けをしたいなら、ヘッドホンの選定に気を使うべきかと思います。オーディオは「出口に近い方からお金をかけろ」と聞きましたが、ヘッドホンについてもそれはおおいに言えることかと。

経験上、1万あたりを境にヘッドホンはモノが変わるように思います。その後、2~3万あたりまでは、お金を出せば出しただけ高性能なヘッドホンが手に入り、それより上はもう性能云々ではなく、好みの領域になると思います(例外はありますし、一概には言えませんが)

ヘッドホンなんて、どれでもそんな大差ねーだろー、とか思ってる方、アニソンとか聞くのにそんな良いヘッドホン買ってもなぁ、とか思ってる方、それはきっと間違いです。ひとつ気張ってそれなりの機種を買ってみると、新たな感動を得られると思いますよ。

それなりのヘッドホンを買うなら、DACとかヘッドホンアンプとかもあった方がそりゃいいでしょうけど、そんなのなくてもヘッドホンだけでも違いは十分に感じられると思います。

まずはお気に入りのヘッドホンを見つけて、可能ならそれをさらに良い音で鳴らせるようヘッドホンアンプやDACへと進めばいいんじゃないでしょうか。

人生楽しんだ者勝ちですw

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2011年9月18日 (日)

DL3修理完了

先日、留守電に「修理が終わったから、発送しました」というフジヤエービックさんの伝言が入ってました。

あれ? 修理見積もりを頼んだはずなのに、いきなり修理終わったとはこれいかに・・・??

翌日DL3が届き、すぐに中身を確認したところ、修理明細が1枚だけ入ってて、修理内容が「トランス不良交換」、修理代金の欄は未記入となっており、ほかに請求書なども特に入っていませんでした。

電話でも何も言ってませんでしたし、これは無償対応ってことでいいのかな・・・。

保証が切れた同月内の故障だってことで、普通に保証期間内対応として扱ってくれて、普通に修理してくれたのかもしれませんが、それならそれで一言くらい言ってくれてもいいのなぁ・・・と思いました。

まぁ、結果おーらいですけど。

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しかし・・・直ったはいいけど、これどうするかなw

すでにDAC-1000あるし、使い分け・・・ってのもしないだろうなぁ。

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2011年9月10日 (土)

DL3修理依頼しました

と言っても、実はフジヤエービックさんに送ったのは1週間ほど前なんですけどねw

多分月曜日(5日)にフジヤエービックさんに着いて、そのあと、輸入元の完実電気さんに修理見積もりの依頼をしてくれたものと思うのですが、今のところこちらには特に連絡はありません。

そもそも修理って完実電気さんでやってくれるのか、それとも製造元のPS Audioに送るのか(まさかアメリカ送り?)、その辺もよく分からないのですけども、いずれにしても、時間かかるかもしれませんね。

まぁ、急ぐわけではないので、のんびり待ちますが。

とりあえず修理代を早く知りたい・・・。もし3万とか言われたら、ちょっと直すの考えちゃうなぁ。

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